Our Innovation
革新的な炭素材料「GMS」
炭素材料の課題を突破する
GMSは、炭素1原子分の厚みでスポンジのような三次元構造をしているため柔軟性に長けており、「炭素材料は硬い」という常識を覆し、ゴムのように弾性変形します。このような「変形する炭素材料」を開発しているのは、世界でも3DCだけです。
その上、多孔性、導電性、耐食性を両立させ、炭素材料の壁と言われる「寿命と性能のトレードオフ問題」を解決し得る革新的な炭素材料です。
GMSの特徴
- 炭素原子1つ分の厚みしかない→比表面積が活性炭並みに大きい
- 内部に多くのナノ細孔を持つ→活物質を大量に保持できる
- 化学反応の起点(エッジサイト)が圧倒的に少ない→酸化耐性が非常に高く、劣化にしくい
- 高品質なグラフェンからなる→カーボンブラック並みに導電率が高い
- スポンジのような機械的柔軟性を持つ→ゴムのように弾性変形する
電気エネルギーを蓄え、使うところにGMS
宇宙船のバッテリーが長持ちすればより遠くの惑星や星に到達でき、宇宙開発が大きく進展する。
飛行機の電動化が進み、脱炭素化や騒音の低減につながる。
屋上のソーラーパネルで発電した電気を貯めておき、工場内で活用する。
ドローンを長時間安定して稼働させ、未来の配達インフラを構築する。
大規模な蓄電池により、風力発電ができない台風時でも電力を安定供給できる。
家庭に蓄電池を設置し、貯めた電気を室内電灯や料理、EV充電などに活用する。
EV用電池の高性能化・長寿命化により、カーシェアリングや自動運転といった新しいモビリティへの展開が進む。
電池の進化により、より薄く、軽く、長持ちする新たなモバイルデバイスが誕生する。
家事や介護を行うロボットの導入が進み、日常生活における負担が減る。
ペースメーカーの電池が長寿命化すれば電池交換が不要となり、交換手術の必要がなくなる。
近くの発電所からの電気を貯めておくことで、電力網に依存しない生活を実現できる。